サークル型歩行器を使った歩行能力向上テクニックとは
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おばんでした🥩
私「明日、少し早あがりできそうだよ😄」
妻「なんで?😒」
と、早く帰ってこないで欲しい感を出されてしまう、とかち足の相談所 五十嵐です👣
しゃかりき頑張ろう‼️
#おかりしました
さて、肘をしっかりおける車輪付き歩行器を見たことがあるでしょうか?
画像に添付しておきますね。
私にはちょっと低いのと、喋りながら動画を撮っているので、ちょっと変な格好ですが😄
あと、動画のヒトコマを切り取ったので、目をつぶってます😑
#決して目が細いわけじゃなくて目をつぶっているヒトコマだよ
ちなみに、この歩行器、病院ではサークル型歩行器なので、「サークル」と呼ばれたりします。
ご本人やご家族様への説明で、
「今はサークル歩行をしてまして。」
なんて、平気な顔して説明する病院スタッフがいますが、
ご家族様「サークル?なにそれ?」🤔
って、なってますよー。
一般的な用語ではないので気を付けましょう😏
話を戻しまして、歩行器を使う場面ということになりますが。
例としては、手術から回復し始めた時や、筋力低下によって歩行が不安定で歩くのが大変な方が使って、少しでも早く歩行訓練を行えるようにする道具であります。
なので、杖で歩行ができるようになったり、何も無しでも歩行ができるようになると、歩行器を外しての歩行訓練になっていきます。
なので、その時期を過ぎると歩行器は使わなくなります。
使うとすると、歩行器無しでは歩けない方に使っていくことになっていきます。
ですが、五十嵐は歩行を整えるために、あえて歩行を使ったりします。
どうしても、高齢になればなるほど、筋力低下は見られます。
杖や何も持たないでの歩行が出来る方でも、体幹部が支えきれず、背中が丸まっている方、いらっしゃいますね。
そういう方の歩行を見てみると、背中が曲がっていることによる、上半身の余計な重さを支えながらの歩行となっています。
そのために、うまく股関節が後ろまで伸びなかったり、足の蹴り出しがなかったりします。
蹴り出しがなければ、足の返りが悪くてつまづき安くなって、転倒に繋がります。
五十嵐は、そんな方にもサークルを使ったりします。
#早速専門用語
ここで、ひとつ、簡単なテクニックですが、高さは少し高めにして、しっかり背中が伸びるようにします。
それにより、上半身は良い姿勢を取ることができ、身体にそれを教え込むことができます。
その上半身の負担を軽減しておくと、今度は下半身、つまり、脚の動きに集中できるようになります。
そこで、歩行を整えて、歩行器を外して歩くと普段より身体を起こして歩くことができるようになったりします。
たまに、杖歩行できているのにサークル歩行をさせたらレベルを下げてしまっている様な感じがすることはあると思います。
先輩方から、そんな目で見られることもあるでしょう。
ただし、理学療法士は目的があればどんなことをしてでも患者様の身体機能を向上させていくお仕事なので、ちゃんと考えていれば、何をしても良いです。
(もちろん危険なことはダメよ)
#いきなりのお姉系
そんなわけで、
①歩行姿勢を整える
②介助者の負担を軽減させる
③歩行距離を稼ぐ
ために、グループホーム、5つのパンと二匹の魚様での運動指導として、サークル型歩行器を奥から引っ張り出してきてもらって、積極的に歩行器での歩行をして頂くようにしました。
特に五十嵐が大切にしているのは、②でありまして、歩行介助している介助者さんの負担が少なくなれば、周りのことに気を付けられたり、利用者様のつまづきに対して素早く対処できたりするので、転倒予防にも繋がります。
そして何より、余計な力が必要なくなりますし、転ばせてしまうかもという不安から来るストレスが減るため、職業性腰痛の予防にも繋がります。
そんなことを考えて、歩行器をうまく使って、歩行練習をしてみてはいかがですか?😄
それでは、この辺で。
したっけです👣
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