履くだけで股関節の痛みが取れる魔法の靴の正体とは🧙♀️
「履くだけで股関節の痛みが取れる魔法の靴の正体とは🧙♀️」
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人生初のマッシュルームカットも特に誰にも賞賛されず、「Official髭男dismを意識して切ってもらいました。」と言って、同僚にポカンとされている、とかち足の相談所五十嵐です👣
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おばんでした☺️
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さて、昨日予告していた通りに、ご相談を受けました。
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ナースのそれなりに偉い方(笑)
O脚で、1年ほど前から、右臀部から右股関節の痛みがでてきて今は右鼠径部が痛く、かばって歩くからか、左膝の痛みもある。
というご相談。
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ナースの方なので、データ取りはしっかりご協力頂きました。
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今回の痛みの評価はVASです。
VAS (Visual Analog Scale )
100mmの横線が引いてあり、0m mが痛みなし、100mmが想像できる最大の痛みとして、現在の痛みが何㎜(または、何cm)なのか、横線の上にチェックして頂き、その距離を測って痛みの評価をする方法。
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歩行の評価は、10 m歩行試験をしました。
10 m歩行試験
10 mを歩行して頂き、その時間と歩数を測定し、評価する方法。
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まずは、相談前の状態で測ってみると…
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VAS 38mm
10m歩行試験
1回目8.83秒18歩
2回目8.23秒17歩
でした。
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カウンセリング
足の測定
こだわりのシューフィッティングをしてみると…
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現在の靴のサイズ23.5cm 広めのものを選ぶ
理想の靴のサイズ22.0cm 2E(販売されている多くの靴よりは細めか丁度良いか)
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靴のサイズが1つ上がると、横幅もサイズが1つ上がります。
理想サイズが2Eで、23.5cmの靴なので、今回の相談者様は、だいたい横幅がFサイズの靴を履いていることになります。それで、広めの靴を選ぶとGサイズの靴に…。
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横幅は1サイズ上がると6㎜上がるので、単純計算で24㎜も幅が広い靴を履いてます。
そして、紐などの調整具が付いていないので、前に行ったり横に行ったり、靴の中で足が遊んでしまって、全然安定しないのはご想像できるとは思います。
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そのあたりが股関節の痛みに関与しそうですよね。
なので、まずは、22.5cmで横幅3Eの靴を履いて頂きました。
その結果…
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VAS 12mm
10m歩行試験
1回目6.96秒16歩
2回目6.95秒16歩
でした。
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歩き出した第一声は、
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「あれ?なにこれ?痛くなく歩けてます。」
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でした。
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靴を変えただけなのに、痛みがこれだけ減ったり、たった10 mの歩行で2歩も歩数が減る(1歩の歩幅が増える)、そして1秒も速くなってるって、魔法の靴か何かですか?
と、思いますよね☺️
実際に患者様に言われます、「魔法の靴ですね!!」って。
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結局は、その魔法の靴は、ご自身の中にあるもので、適正なサイズとご自身に合った靴の創り・紐の締め方が、足の機能を向上させ、足がカラダの痛みを軽くする魔法をかけてくれます(ハロウィンが近いのでメルヘンな表現になりまして笑)
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今回の相談者様は、痛みなく歩けるようにはなりましたが、まだ右の足が内側に倒れやすいので、こだわりインソールで足のゆびをもっと使えるようにしないと、今後、もっと筋力が低下してきた時に痛みが出そうなので、今からインソールを入れて足のゆびの筋力トレーニングをしておきたいですね☺️
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で、増税ギリギリ前だし、靴をすぐに注文して、インソールを作りたかったんですが、ここで邪魔をしてくれるのが…
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「白い靴シンドローム」
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勝手に名前をつけちゃいましたが(笑)
なぜか白い靴にこだわる医療業界の慣習。
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医療業界の慣習←こう書くと、なんとなく、この慣習の正体が見えてきましたね…
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まあ、「白い靴シンドローム」については、今後書くとして、今回の相談者様は、靴が大切なのは元々感じていたので、より靴の効果を深く知って頂きました。
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なんにせよ、痛みなく歩けるようになる方法が見つかってよかったですね〜👟
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ではでは、この辺で。
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Instagramで空白の1行を作るのが難しく、今日は※←で対応してみました。目にうるさかったらすいません。
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したっけです👣
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♯股関節が痛い
♯ナース
♯こだわりのシューフィッティング
♯白い靴シンドローム