とかち足の相談所

とかち足の相談所 五十嵐です。ホームページのアドレスは→ https://tokachiashi.jimdofree.com/  です。慢性的な足の痛み、タコやウオノメ、外反母趾で悩んでいる、巻き爪、手術で脚の長さが変わってしまったなど、足で悩んでいるあなたの為に書いています。そして、もし私が整形外科で実際に行っていた治療法を体験したい方がいましたら、お気軽にお声をお掛け下さい!! 最期まで歩ける身体づくりの為に。

できる仕事は与えましょう。

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おばんでした🍜

とかち足の相談所 五十嵐です👣


飼い犬の話。
いつもとは違う、犬の美容室に行ったら、かなり短く刈り込んであって、シーズー&ペキニーズのはずなのに、違う犬種っぽくなって帰ってきた飼い犬🐶

パッと見、うちの犬とは気づかないレベルでしたけど、動きが一緒だったので、飼い犬だと認識しました(笑)

本人はなぜ笑われているか分からず、キョトンとしてますが、まぁ、これはこれで可愛くてイイなぁ、とか思ってはいます☺️


さて、それでは、理学療法士の学生の臨床教育についてですが、前回からの流れになるのですけども、目標としては、

「自発的な学生を育てること」

を考えて行っていきます。


よくないとされているのが、


「指示待ちの学生を作ること」

です。


前回は、お客様扱いはせずに、スタッフの一員として迎え入れよう、というお話でした。
スタッフの一員として迎え入れたからには、スタッフと同じような仕事をしてもらいます。

とは言っても、患者様に対して同じ仕事をするとか、料金の算定をするとかは、もちろんしませんが、雑用レベルのことは、してもらいます。

10年近く前に、患者様に渡すカードか何かを作ってもらってたら、

「学生さんにそんなことやらせるの?」

と、言われたことがありますが、

イイんです‼️

学生さんには、理学療法士という仕事を見せるべきであり、理学療法士だって雑用もするんだということを見せましょう。

効果としては、学生さんは、雑用を与えられ、クリアしていくことで、「仕事を貰えた‼️必要とされてる‼️私にもできることがある‼️」という自己効力感を高めることに繋がりますね。

私の場合は、学生や後輩が入ってきて見学する際に、先に言っておきます。

「僕は人使いが荒いけど、理由は…」

と、いうふうに。

後輩の場合は、仕事に打ち解けてきたら、雑用は与えてなくなります。みんな自分の仕事があるので。


学生さんが見学してる際は、小さな雑用をよく頼みます。

血圧計を片付けること、車椅子を移動すること、道具を持ってきてもらうこと。

これを続けていくと、自ら先回りして動いて、道具を持ってきてくれたり、車椅子を片付けてくれたりするようになります。

「自分は、ここまで自由に動いていいんだ。」

と、考えてるようになります。

道具を持ってこない、ただ見ているだけで突っ立ってる学生さんに対して、

「気が利かないなぁ。」

とか、思ってしまった場合、自分が「どこまで動いていいのか」を提示したかどうかを振り返りましょう☺️

学生さんは、被評価者です。
そして、完璧なアウェーです。

下手をしたら、実習が不可になっただけで、1年間留年することになるかもしれない…
理学療法士の養成校はけっこう簡単に留年します)

「悪い印象を与えるかも…。」
そう思うと、簡単に身体は動きません。


あなたはどうでしたか?

実習はアウェーで戦ってるし、誰も味方なんていません。どんなに自分の病院や施設の実習が楽だと思っていても、それは職員だからであって、被評価者の学生さんにとっては大変なのです。

なので、まずは、自分らしさを出せる、学習効率が上がるような環境を作って、その上で学んでもらいましょう☺️

あなたが良い理学療法士を育てることが、患者様への治療効果や治療の質を高めることに繋がると考えます‼️


そんなわけで、今日の話は、


「できる仕事は与えましょう」

でした。


理学療法士ではないあなたにも、何かのヒントになればいいなあ、と思って書いています。
また、書きますね☺️

ではでは、この辺りで。

したっけです👣

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